鳥取のフランス。
あの日、衝動買いできなかった。
でも、鳥取に移住したら、自分に移住祝いとして買おうと決めていたもの。
鳥取とは思えない空間。
現代とは思えない空間。
出会ったのは、国も時間も超えてしまったような場所だった。
「antiques+Green」
フランスのアンティークを扱うお店。今までの経験上、こういう洒落たお店にはいけすかない店員がツンとしている。少し入りづらかったけど、勇気を出して入ってみた。
お店の方はおしゃれで、おもしろくて、やさしい、すごくいい人だった。やっぱりここは鳥取だ。
そして、この品物に出会えたのだ。3ヶ月考えて、衝動ではなく、計画的に購入した。
1900年代中期フランスの「ステレオスコープ」と「ステレオフィルム」。
こんな感じでフィルムをセットして覗くと、写真が立体的に見えた。感動する。
これは、覗いた人にしかわからない。というか、残念ながら伝えたいけど伝えられない。
フィルムは1箱12枚セットになっていて、風景写真がほとんどらしい。その中で珍しい動物園フィルムを入手。
みんなかわいい。ずっと見ていられる。見つめていたら、いつか動物たちの会話が聞こえてきそうだ。
移住してから、毎晩体育座りでパリの動物園を眺めるステキな趣味ができた。
また、もう少ししたらフィルム新調しに行こう。
twitter→ くろみき (@96miki0113) | Twitter
facebook→黒田ミキ(https://www.facebook.com/96miki0113)