くろみき電波塔。

とりあえず続ける。

看板 ≒ わびさび

どうして、わたしは看板に惹かれるのか。 といっても、看板ならなんでもいいと言うわけでもない。 「個性的な文字が好き」ということはもちろんあるのだけど、個性的な文字をまとった看板の中でも、ものすごく惹かれる看板とそうでない看板があるのです。 そ…

はい、風邪気味です。

1月31日に職業訓練校を卒業し、2月1日から新しい職場も決まり、1年ぶりに会社員に戻った。 その矢先、風邪をひいた。鳥取に来てから、やたらと風邪をひく。どうにか平日は持ちこたえたものの、土曜日はダウン。心細い上に、私が唯一頼りにしているパブ…

今日はパンの日。

場所:鳥取県鳥取市 看板じゃないけど、どうしても可愛かったので許してほしい食べ物シリーズ第一回。 まず、色使いが素晴らしい。私の大好物である反対色祭りが、白あんぱんとクリームパンにより、このカゴの中で繰り広げられていた。 合わせて商品名にも注…

鳥取1年記念日の2日後。

はじめての鳥取旅行から、11月11日でちょうど一年が経った。 ただ、砂丘が見たかった。 植田正治ごっこがしたかった。 ひとりだったのでできなかった。 でも、ラクダに乗れた。 パンケーキを食べた。 たくさんの知らなかった人たちに出会えた。 仕事を辞めた…

鳥取のナポレオン

場所:鳥取県鳥取市 麻雀クラブ「ナポレオン」。 ひっそりと、そしてやさしく、いつもドアが開いている。 ただ、さすがの私もあの暗闇の2階に奥に足を踏み入れる勇気は、まだ出ない。 麻雀ではなくドラえもんのドンジャラで育った私に、麻雀を覚える機会な…

ライブレポート/鎌田純子

2016年8月28日、鳥取県鳥取市にあるBook Cafeホンバコの2階、客席は10席ほどの小さな空間で開催された鎌田純子『Hello!ツアー〜鳥取編〜』。(セットリストは最後尾に記載) 大阪の音楽専門学校を卒業し、2002年から活動を重ね、今までに10…

おばあちゃんち。

お盆に久しぶりにおばあちゃんちに行った。 久しぶりと言っても、実家から20分ほどで着くおばあちゃんち。子供の時は、毎週日曜日に必ず通っていたほどで、全然夏休みのネタにならないおばあちゃんちだった。 人前では普通ぶって「おばあちゃん」と呼んで…

喜怒哀楽。

場所:鳥取県鳥取市 この日も自転車に乗っていた。特に急ぎの用事もなかったので、日陰になっているアーケードの中をゆっくりと陽気に潜り抜けようとしていた。 なにやら視線を感じる。 自転車の勢いで、数メートル先まで通り過ぎてしまったが、思わずUター…

ビルからのメッセージ。

場所:鳥取県鳥取市 概念のなさに脱帽した。 ここ最近の暑さにうなだれ、歩きで行動することができず、もっぱら自転車に甘えている。自転車のスピードと暑くて早く室内に逃げ込みたいという思いが重なり、魅力的な看板の発見がなかなかできていなかった。 し…

『暮しの手帖』第2世紀26号

こんなに夢中になって雑誌を読んだのは初めてだった。 昭和48年10月1日発行 『暮しの手帖』第2世紀26号。 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で話題となっているが、テレビを観る習慣がごっそりなくなっている私は、一回も観ていない・・・。 最近見た…

けなげ組/平本勝彦

「亀田の柿の種」の小袋の裏のアレである。 子供の頃からよく見ていたのに、最近見かけないな・・・なんて急に思い出したのは「すみっこぐらし」との出会いだった。 こ、これは現代版「けなげ組」といっても過言ではない。 中でも「えびふらいのしっぽ」がか…

まちのガラスたち。その2

すりガラス特集第二弾。 最近は自転車も借りられるようになったので、少し遠出も出来るようになりました。自転車で取り憑かれたようにすりガラスを追いかけていたら、ここどこ?状態に一時陥りましたが、気になっていた喫茶店(入る勇気が足りいなかった)が…

ロマンスカーに乗って。

ずっと溜まってたネガをスキャナで少しづつ読み込んでいこうと思う。 まずは、今年の2月の箱根旅行を振り返る第一弾。 カメラはOLYMPUSのOM-1。 フィルムは多分Lomography Color Negative 400 ISO 35mm。 露出不足のものは少しLightroomで露光量を上げたけ…

タモリ学/戸部田誠

今読み途中の「痴女の誕生」はなかなか難しくなってきて、テンション的にも痴女の勉強をしている場合ではなくて、だいぶ前に買って読んでいなかったこの本を段ボール本棚から取り出した。 小中学生の時は人並みにテレビを見ていた私(といってもアニメ中心)…

今さらだけど、でんぱ組.inc『WWDD』

前置き 今日、ふと思い出して何気なく読み返していました。 2015年2月18日に発売されたでんぱ組.incのアルバム『WWDD』について、去年の年末にでんぱ組.incへの愛が溢れて書いたものです。完全に自己満足だったけど、新しいアルバムも出ちゃってるけど、少し…

まちのガラスたち。

埼玉で車をガンガン乗り回していた私ですが、鳥取に来てからの移動手段はほぼ歩き。 いつもきょろきょろしながら、ゆっくり歩いているのでいろいろ気になる。 その中のひとつがすりガラスだった。 すりガラスを写真におさめる姿は不審者そのものなので、完全…

文字のオーラ。

場所:鳥取県鳥取市内 出会ったのは、去年の11月に初めて鳥取砂丘を訪れた時だった。でも、店内には入っていない。 もう、火曜サスペンスオーラが出まくっていた。 砂丘を舞台にしたサスペンス放送が決まったら、ぜひこの写真をそのまま使っていただきたい…

はにわがすき。

さきたま古墳公園の続き。 ミステリアスな彼が眠っている「古墳展示館」で入園料を払うと、同じチケットで入れる「さきたま史跡の博物館」。 中には「国宝展示室」と「企画展示室」がある。 まずは国宝展示室へ。 1500年以上前の日本を語る115文字が…

古墳が好き。

昔から社会科の資料集を眺めるのが大好きで、そのなかでも古墳の写真を見るのは結構好きだったし、最近おもしろい記事を見つけていた。ぜひ、読んでもらいたい。 「大人なオンナの古墳コーデ」 ツンとくるけど、嫌いじゃない。埼玉帰ったら、古墳いこうかな…

滲み出る質感。

場所:鳥取県鳥取市内 近所のふとんやさんの看板。 ここは本店で、ふとんのクリーニングや仕立てをしている場所らしい。 どうですか!!この文字から滲み出るふかふか感。 特に「足」の「口」の中で体育座りでふかふかに包まれたい・・・。ぜったい気持ちい…

カフェと喫茶店の違いを考える。

カフェと喫茶店の違いを私なりにふと考えてみた。 ●カフェ (漫画『奥田民生になりたいボーイ 出会う男全て狂わせるガール』) (映画『モテキ』) ・店員も含めおしゃれな人しか許されない空間。(すっぴんなんて無理) ・店員のコミュ力高め。(やたらと話…

さよなら私 / みうらじゅん

最近の深夜のメンヘラ具合が深刻化してきたので、すがるような思いで本を読んだ。 思い返すと、ちょうど一年前に一度読んでいた本だった。 一年前の私は、悩んでいるようで悩んでいなかったのかもしれない。何かを考えているふりをして何も考えていなかった…

ガリ版で名刺を作ってみた。

明治、大正、昭和を生きた日本人とガリ版の縁は深い。たいていの人が一つや二つのガリ版エピソードを抱いている。(「ガリ版ものがたり」志村章子著より) 昭和生まれの私だけど、ついこの間まで「ガリ版」という言葉すら知りませんでした。 ジブリ作品『コ…

日曜の昼下がり。

場所:鳥取県鳥取市内 出会おうと思っても、出会えない。 やっぱり、出会いは突然なのだ。 たくさんの偶然が重なって、この形になったんだろう。今のこの姿は今しか見られない。明日にはもう姿を変えてしまうかもしれない儚さを感じながら、しみじみしてしま…

とっとりさんぽ。

2016年4月29日(金・祝) 「鳥取市花のまつり」と「古本と暮らしの蚕市」に行きつつ、まちなか探索。with 西尾さんと中尾さん。いつも引きこもり癖のある私をなにかと連れ出してくれる。 リアルタイムにブログを書かなければと思っていたのに、気がつ…

樗谿グランドアパートⅡ

先日、夢中になって撮影した「樗谿グランドアパート」。 36枚撮りフィルムで撮ったものがあったので、現像した。 現像を頼んでから、出来上がるまでの時間のドキドキ感は、デジカメでは味わえない大切な時間だ。 いつもプリントはしないで現像のみをお願い…

擬人化はたのしい。

場所:鳥取県鳥取市内 飲み屋の多い鳥取の中心市街地。 シェアハウスまでの帰り道にあるお店。 ぽてっとしたかわいらしい形の文字。「ひ」「ふ」「る」の3文字。 普通にこの3文字を考えたら、形も似てないし、共通点も見当たらない。そんな3文字に統一感…

鳥取のフランス。

あの日、衝動買いできなかった。 でも、鳥取に移住したら、自分に移住祝いとして買おうと決めていたもの。 鳥取とは思えない空間。 現代とは思えない空間。 出会ったのは、国も時間も超えてしまったような場所だった。 「antiques+Green」 フランスのアンテ…

うわさのDo It Yourself

いよいよ埼玉から鳥取に引っ越し、「ほしくら」という鳥取市吉方温泉にあるシェアハウスに住み始めています。 さっそく私の部屋にになる予定の一室の床をフローリングにしました!! 最初はこんな感じの部屋。なんとも言えないレトロさなんだけど、愛せそう…

樗谿グランドアパート

鳥取市の指定文化財になったばかりの木造2階建ての建物。それを記念して、この日だけ一般公開された。昭和5年に医院として建築され、その後は進駐軍将校の宿舎として使われることになり昭和21年に一部増改築されているとの事。 ぱっと見の第一印象は、ま…